Isle Chair
公園の夜。ベンチが数脚、暗い床の上に浮かんでいます。近づくと、足元に光の波紋が広がりました。座ると、また別の波紋。立ち上がると、揺れが残ります。
「Isle Chair」は、ベンチに内蔵された水と光の仕組みが、人のあらゆる動きを床面の波紋として返す作品です。近づく・触れる・座る・姿勢を変える・立ち上がる・離れる——それぞれの動作が固有の波紋の形を持ちます。自分が動くたびに床が応えます。しかも静かに、正直に。
「島」と名付けられたのには理由があります。複数のベンチが距離をおいて置かれ、それぞれが独立した波紋の中心になります。他の人が別のベンチに座ると、そちらにも波紋が起きます。波紋同士は干渉し、床の上で出会います。他者の存在が光として届く空間。
展示歴
- 神戸ビエンナーレ 2015「東遊園地」(2015年9月19日〜11月1日、夜間展示)
- ミラノサローネ SaloneSatellite 2015(参考展示)
- シブヤガワ映画祭 渋谷ストリーム(2018年9月)