模様が浮かび上がる

写真をクリックして、ピンチイン・アウトやウインドウサイズ調整などで画像をリサイズすると、様々な模様が浮かび上がります。

ヤマハの主催するGraphic Grand Prix by Yamahaで、応募総数1585作品の中から、一次審査通過した30作品の一つとしてノミネートされました。SNSの反応が次の審査の参考になるそうです。ぜひこちらで「いいね」をお願いします。

作品解説

これは、黒い背景に、白いドットを等間隔に並べた作品である。ただそれだけである。

だがこの作品は、あなた自身の環境やアクションによって、様々なカタチに変化する。

あなたがいなければ、この作品はただの白い点の集合だ。

あなたがそこにいて、あなたの持つ様々なデジタルメディアを経由し、この作品に触れ、遊ぶことで、はじめてこの作品はそれに応え、あらゆる表情を見せる。そしてあなたはその変化を感じ、その思いを友達や家族と共有するかもしれない。

そこにあなた自身の存在が垣間見えるだろう。

閲覧環境、展示状況解説

本作品は、あらゆるデジタルメディアを介して閲覧することを想定している。たとえば、スマートフォンやタブレットでは、画像をピンチイン・アウトさせることで、ダイナミックに模様が変化する。PCの場合は画像をリサイズすることで変化する。また、本作品を画面に表示させたり、印刷したりしたものをカメラで撮影することで、また新たな模様が生み出される。その模様は、撮影するアングル、距離、デバイスによって異なる。

技術的観点においては、本作品は、デジタル画像のリサンプリングによるエイリアシングを積極的に利用したものである。

via Graphic Grand Prix by Yamaha